補聴器

当院における補聴器診療について

 テレビの音が大きいと指摘されたり、聞き返しや聞き間違いが増えた等の心当たりはありませんか? 当院では補聴器の相談を随時受け付けております。補聴器適合判定医・補聴器相談医の資格を有し、高度難聴者には身体障害(聴覚)の認定(申請書類作成)を行っております。

補聴器紹介の動画:始めてご検討の方はぜひご覧ください

 

診療の流れ:受付時に補聴器相談であることをお伝えください 

診察

外耳や鼓膜の異常がないかを確かめ、耳垢や中耳炎が原因なら治療します。

検査

当日聴力検査と鼓膜の動きの検査を行います。

診断

難聴のタイプを診断し、補聴器の適応かどうかの判断を行います。

補聴器の適応だったら

聴力グラフや診察データを記入した「補聴器診療情報提供書」を作成して当日お渡しします。
補聴器には一人ひとりに合わせた調整やメインテナンスが重要であるため、信頼できる調整資格を持った補聴器販売店をご紹介しています。 (医院内で補聴器の販売は行っておりません)

補聴器相談医が作成した「補聴器診療情報提供書」を持って認定補聴器販売店や認定補聴器技能者のもとで補聴器を購入した場合、補聴器代金が確定申告時の医療費控除の対象となります。

その後
補聴器装用開始後3か月から半年程度で一度当院でのチェックをお勧めします。
補聴器はうるさい?
補聴器をすると雑音がうるさいと聞いたことはありませんか?
初めて補聴器を装用するといろいろな音が聞こえてきます。これは耳が遠くなるとともに聞こえなくなっていた環境音が何年かぶりに聞こえてうるさく感じるのです。正常耳には騒音下でも聞きたい音を聞き取る能力がありますが難聴を放置するとその能力も衰えるのでなおさらです。この騒音下でも聞き取る能力は主に脳の役割なのですが脳には年を取ってからもかつての能力(脳力)を取り戻す力が残っています。(からだのリハビリと一緒です) 少しぐらい雑音が気になっても補聴器をつけて相手の言葉を聞き取ることがリハビリになり、だんだん雑音が気にならなくなり、補聴器が役に立つようになります。