発熱外来診療の流れ

発熱外来の受付
当院に到着したら待合室には腰掛けずに受付までおいでください。発熱外来予約であることをお伝えいただければそのまま隔離スペースにご案内します。スペースに限りがあるので予約時間ちょうどにいらしてください。来院が早すぎると外でお待ちいただくことがあります。
診察・検査
保険証・問診確認後に医師の診察があり、必要に応じて検査を行います。コロナ・インフルエンザ・溶連菌・アデノウィルスの迅速抗原検査とコロナのPCRの準備があります。全ての検査が15分程度で結果が出ます。
結果説明
陽性の場合は病原体に応じて治療します。医師の診断結果報告、投薬の説明の後、看護師による感染予防の説明があります。
コロナ陽性
ほとんどの患者さんが対症療法のみとなります。市販の鎮痛解熱剤と同等です。
コロナ専用の抗ウィルス薬として、複数の重症化リスクがある方や80歳以上の高齢者にお勧めする重症化予防薬と
重症化リスクはないが少しでも早く症状を改善したい方のための薬(平均17時間症状改善が早まる)があります。ご希望のある方のみ同意書を書いていただければ処方いたします。
それぞれの薬に飲み合わせの禁忌があります。抗ウィルス薬は薬品代として3割負担で9000円かかります。
インフル陽性
解熱剤(カロナール=アセトアミノフェン)での対症療法が基本です。発症後48時間以内であればタミフル等の抗インフルエンザ薬服用で平均1日早く症状が改善します。
溶連菌陽性
ペニシリン系抗生剤を10日間内服して完全に除菌します。過去に抗生剤でアレルギー反応の出た方はお知らせください。
アデノウィルス陽性
対症療法のみとなります。
全て陰性
診断(上記感染以外)と症状に応じて投薬します。
会計
費用は3割負担で、抗原検査を受けた方は3000円弱、PCRを受けた方で4000円弱です。接触機会低減のためなるべくクレジットカードやQRコード決済でのお支払いにご協力をお願いいたします。